灯油をポリ容器でラゲッジスペースに積載したときに起こり得る車内の灯油臭について。
多くの場合原因はキャップをしっかりと閉めていなかったか、キャップのパッキンの劣化により滲み出してしまったことが原因です。
ラゲッジマットを敷いたり灯油運搬用のケースに入れることで予防できますがカーペット部にしみてしまうと厄介です。
灯油の場合揮発しにくいため換気をしてもなかなか臭いは取れません。
また灯油臭は強力な匂いなので消臭剤でも効果を得られない場合が多いです。
対応策は残留した灯油徹底してを除去するしかありません。
カバー類を取り外し浸透状況を確認します。
フロアパネルまで染みていました。
脱脂効果のある洗剤や溶剤で油分を分解しながら洗浄します。
こちらの車両はラッゲージカバーが容易に取り外せる車両だったので洗浄も容易に行うことができました。
しっかりと清掃し取り外した部品を組付けて完了です。
車内の灯油臭もすっかり消えて快適にご乗車いただけるようになりました。
灯油臭の除去につきましては車種や形状、飛散状況やこぼれてしまった量によって施工内容やお預かり期間に差があります。
しっかりと聞き取りを行い現車確認をさせていただいたうえで状況に応じた最適な方法で作業をいたしますのでお困りの方はお問い合わせ下さい。